メーカー研修生の井坪が語るブレーキについて
2024.11.20

皆様こんにちは。
いつも長野トヨタ川中島店のブログをご覧頂きありがとうございます。
前回、トヨタエンブレムの歴史についてご紹介しました井坪(いつぼ)です。
今回のブログで、少しでも多くの方に私が開発を担当しているパーツについて
知っていただきたいと思っています!
~クルマにとって重要なパーツのひとつである“ブレーキ”について~
ブレーキは止まる事はもちろん減速して車間を空けたり、スムーズに曲がったり、
雪上を走ったり、等々、様々な状況でお客様の安全に貢献しているパーツです。
さて、ここで問題です!
乗用車には何種類のブレーキがあるでしょう?
大きく分けて次の4種類があります。
・サービスブレーキ
・パーキングブレーキ
・エンジンブレーキ
・回生ブレーキ(ハイブリッド車)
①サービスブレーキ
フットブレーキとも言われており、通常皆さんがよくつかうペダルでの
ブレーキのことです。発進/走行/駐車/停車などたくさんの場面で
使っていただく一番身近なブレーキだと思います。

ブレーキのことです。発進/走行/駐車/停車などたくさんの場面で
使っていただく一番身近なブレーキだと思います。

②パーキングブレーキ
運転席と助手席の間にレバーがあったり、
足踏み式ペダルがあったり、最近では電動式の押しボタンで作動したりするものもありますね。主にエンジン停止後、駐車時などに車両を安定して静止させる目的のブレーキです。

足踏み式ペダルがあったり、最近では電動式の押しボタンで作動したりするものもありますね。主にエンジン停止後、駐車時などに車両を安定して静止させる目的のブレーキです。


③エンジンブレーキ
サービスブレーキの補助として使われます。シフトレバーをSやBの位置にすると、
より強くエンジンブレーキがかかります。
エンジンの回転数を上げ、タイヤの回転に負荷をかけることで減速する、
長い下り坂などで必要なブレーキですね。

より強くエンジンブレーキがかかります。
エンジンの回転数を上げ、タイヤの回転に負荷をかけることで減速する、
長い下り坂などで必要なブレーキですね。

④回生ブレーキ
こちらはハイブリッド車に特有のブレーキになります。
ハイブリッド車ではエンジンだけでなくモーターの力を併用して
タイヤを回転させていますが、減速時は逆の力が作用して、タイヤの運動エネルギーを
モーターに電気エネルギーとして蓄える(発電する)ことができます!
自転車のダイナモ式ライトをイメージするとわかりやすいですね。
ライトを作用させると光る反面、発電の抵抗でペダルが重くなり速度が落ちます。
このように、ブレーキには4種類もあるのですね!
今回はもう一歩踏み込んで、
多くのお客様のお車で使用されているサービスブレーキについて
簡単な構造や仕組みなどさらにご紹介したいと思います!
サービスブレーキには構造の違いによって、以下の2種類あります。
・ディスクブレーキ
・ドラムブレーキ
それぞれ写真でみるとこんな感じです!
(左:ディスクブレーキ、右:ドラムブレーキ)


・ディスクブレーキはタイヤとともに回転するディスクをブレーキパッドで挟み、
その摩擦を利用して回転を止めています。
ディスクブレーキは放熱性がいいので効率的に熱を逃がすことができるため、
高速走行時や雨天時にしっかりとブレーキを効かせることができます。

・一方、ドラムブレーキは、タイヤ内部にあるドラムにシューと呼ばれる部品を内側から
押し付けることで、摩擦力を利用して回転を止めています。
摩擦部分の接触面積が大きく、高いブレーキ力を得ることができることから、
トラックなどの重い車両に採用されています。
また、ディスクブレーキに比べて構造が単純なため、
安価に製造できるという利点もあります。

皆さんの車にはどのようなブレーキがついているかご存じでしょうか。
ブレーキが正常に働き、お客様に安心してクルマを使っていただくために、
定期点検や車検は忘れずに実施していただきたいです。
その際はぜひ長野トヨタ川中島店をご利用ください!
ハイブリッド車ではエンジンだけでなくモーターの力を併用して
タイヤを回転させていますが、減速時は逆の力が作用して、タイヤの運動エネルギーを
モーターに電気エネルギーとして蓄える(発電する)ことができます!
自転車のダイナモ式ライトをイメージするとわかりやすいですね。
ライトを作用させると光る反面、発電の抵抗でペダルが重くなり速度が落ちます。
このように、ブレーキには4種類もあるのですね!
今回はもう一歩踏み込んで、
多くのお客様のお車で使用されているサービスブレーキについて
簡単な構造や仕組みなどさらにご紹介したいと思います!
サービスブレーキには構造の違いによって、以下の2種類あります。
・ディスクブレーキ
・ドラムブレーキ
それぞれ写真でみるとこんな感じです!
(左:ディスクブレーキ、右:ドラムブレーキ)


・ディスクブレーキはタイヤとともに回転するディスクをブレーキパッドで挟み、
その摩擦を利用して回転を止めています。
ディスクブレーキは放熱性がいいので効率的に熱を逃がすことができるため、
高速走行時や雨天時にしっかりとブレーキを効かせることができます。

・一方、ドラムブレーキは、タイヤ内部にあるドラムにシューと呼ばれる部品を内側から
押し付けることで、摩擦力を利用して回転を止めています。
摩擦部分の接触面積が大きく、高いブレーキ力を得ることができることから、
トラックなどの重い車両に採用されています。
また、ディスクブレーキに比べて構造が単純なため、
安価に製造できるという利点もあります。

皆さんの車にはどのようなブレーキがついているかご存じでしょうか。
ブレーキが正常に働き、お客様に安心してクルマを使っていただくために、
定期点検や車検は忘れずに実施していただきたいです。
その際はぜひ長野トヨタ川中島店をご利用ください!